7/08/2010

【ご案内】フォーラム『PTAは「新しい公共」を切り拓けるか』

2010年8月7日(土)10:00-16:00(9:30受付)に、福武ラーニングシアター(東京大学本郷キャンパス内)にて、標記のフォーラムが開催されます。

不肖、私も呼びかけ人の一人となっているので、ここでご案内しときます。

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1.フォーラムの趣旨
 国家戦略として位置づけられ、内閣府の円卓会議にて審議されてきた「新しい公共」についての宣言が、6月4日公にされました。かねてより、PTAは、学校・家庭・地域の接点として、学校教育、地域の活性化に大きな役割を期待されてきました。今回、「新しい公共」の目指す方向性の中では、一歩進んで、「PTAの活性化によるコミュニティ・スクールへの道」が提唱されています。保護者や生徒だけでなく、地域住民が参画し、学校運営(教育課程や予算の編成・執行など)から教職員の人事にまで意見を述べることが可能なコミュニティ・スクール(「学校運営協議会」制度)を日本各地で導入、発展させていくために、PTAはさらに大きな役割を担うことが期待されています。
 その一方で、近年、共働きや勤務形態の多様化、長引く不況などによりPTA活動に参加しにくい保護者が増え、役員の選出など組織維持にすら苦労するPTAも少なくない状況です。そんな中、PTAが「新しい公共」をみずから体現し、地域ともに子どもの育ちと学びによりそう豊かなコミュニティを培うためには何が必要なのでしょうか。
 PTAが秘めた大きな可能性を引き出すための方策は?教職員にとっての望ましいPTAのあり方とは? 「新しい公共」の地平を切り拓くPTA像を議論します。

2.フォーラムの内容
 「新しい公共」円卓会議に参加し、このフォーラムの呼びかけ人の寺脇研より「新しい公共」についての概略・PTAにかける期待と必要とされる支援案など、岸裕司(同呼びかけ人)よりPTAから始まった学校を拠点にした生涯学習コミュニティづくりの先進事例を、川端裕人(同呼びかけ人)より現状のPTAが抱える諸問題と「新しい公共」にふさわしいPTA像について、そして文部科学省の前川喜平さんからは今後さらに進化するであろう「コミュニティ・スクール」の概略などの報告・発表ののち、パネルディスカッションを行い、新しいPTAのあり方を参加者とともに考えます。

3.フォーラムの詳細
【日時】2010年8月7日(土) 9:30受付、10時開始-16時終了
【会場】福武ラーニングシアター
   (東京大学本郷キャンパス内)赤門入って左20mの建物地下1階
    アクセス:http://fukutake.iii.u-tokyo.ac.jp/
【主催】フォーラム PTAは「新しい公共」を切り拓けるか実行委員会
【後援】こども環境学会・学校と地域の融合教育研究会・NPO法人教育支援協会
【協賛】太郎次郎社エディタス・大月書店・学芸出版社・岩波書店・中央公論新社・PHP研究所・講談社
【参加費】500円(予定・資料代)
【内容】
<1部>
10時-12時 寺脇研・岸裕司・川端裕人・前川喜平さんの報告と発表
<2部>
13時-16時 パネルディスカッション
モデレーター 早川信夫さん(NHK解説主幹(教育・文化担当))
パネリスト  寺脇 研(京都造形芸術大学教授・元文部科学省審議官)
       岸 裕司(秋津コミュニティ顧問・学校と地域の融合教育研究会副会長・こども環境学会理事)
       川端裕人(作家・公立小学校PTA前副会長)
       前川喜平(文部科学省大臣官房審議官・初等中等教育局担当)
       宮澤美智子(世田谷区立小学校PTA連合協議会元会長)

【問い合わせ】
同フォーラム実行委員
岸裕司 (株)パンゲア代表取締役 pangea@pb3.so-net.ne.jp
電話:03-5689-5711 FAX:03-5689-5710
〒113-0033東京都文京区本郷1-30-16-402

【URL】http://pta-forum.seesaa.net/
【チラシ】http://pta-forum.up.seesaa.net/image/forum.pdf
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もしよければどうぞ。

1 件のコメント:

カワバタヒロト さんのコメント...

はじめまて、このフォーラムの主催者の一人、川端裕人です。
ご紹介ありがとうございます。
実は、うっかり、記入してしまったのでが、会場の電話番号は、ここに掲載すべき性質のものではなく、指摘を受けて、私たちの元サイトでも削除しました。

【受付】電話 03-5841-0328

の部分です。

お手数で恐縮ですが、この部分、削除ねがえますと助かります。

よろしくお願い申し上げます。