「経験・かん・こつというようなものは、学校教育として習得させることは不可能であろうが、原理・原則については学校教育として習得させることは可能であり、むしろそのほうが適当である」(大埜隆治「高等学校商業教育論」市ヶ谷出版社,1964,p196)
「高校の商業教育は就職する場合に必要であることはもちろんであるが、商業系統の大学に進学する場合においても必要であるとすることが、商業教育全体の発展のためにきわめて重要であると考えられる」(大埜隆治「高等学校商業教育論」市ヶ谷出版社,1964,p223)
「ビジネス教育は、生徒が企業に就職し昇進するための準備をさせるが、また、これとともに、生徒が自分自身のビジネスとのかかわりを処理し、商業経済社会で消費者または市民として賢明にその役割を果たす準備をさせる」(E.L.Popham,A.F.Schrag,W.Blockhus,雲英道夫・篠原靖一・原廉訳『ビジネス教育の教授=学習システム』多賀出版,1981,p7.)
(E.L.Popham,A.F.Schrag,W.Blockhus,”A Teaching-Learning System for Business Education”)
「ビジネスのための(for)教育という面では、ビジネス教育はビジネス専攻者のための職業教育である。また、ビジネスに関する(about)教育はすべての生徒のための一般教育である」(E.L.Popham,A.F.Schrag,W.Blockhus1981:7)
「ビジネス教育は、ビジネスに関する(about)教育であるとともに、ビジネスのための(for)教育である」(E.L.Popham,A.F.Schrag,W.Blockhus1981:25)
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