CUCの学長に"カトカン"の相性として親しまれている加藤寛先生(現・名誉学長、嘉悦大学学長)が就任した1990年代半ば以降、CUCの教育改革として三本柱が打ち立てられた。そのひとつが人工言語である。当時、コンピュータが社会的に普及しており、人工言語はメディアリテラシーの重要性を掲げた教育として注目を浴びていた。それから12年、コンピュータは社会のみならず、一家に一台、一人に一台と言われるように、家庭や個人に普及している。そこで、加藤先生が学長として最後となる2006年度の終わりに、数名の有志で「CUCの人工言語は次のステップに進まなければ他大学と同じになってしまう。ver2.0に進もう」と話し合い、「ソフトの使い方」を教える"メディアリテラシー教育"から「ソフトを使って何をするか、何ができることが望ましいか」を教える"アカデミックリテラシー教育"へ視点を切り変えた。
そしてCUCは情報教材開発プロジェクトを組織し、2007年度以降、毎年少しずつ内容を改定しながら教材開発に着手している。その結果として、2007,2008年度は「新入生のためのアカデミックリテラシー」、2009年度以降は「アカデミックリテラシー入門」を作成し、人工言語の必修科目のテキストとして使用している。
ということで、前置きは長くなりましたが、ver2.0になって5年目の2011年度も「アカデミックリテラシー入門」が作成・出版されました。私もプロジェクト立ち上げ時から関わっています。今回版は最終データの取りまとめなんかもやりました。
[出版日]2011/4/1
[ISBN]978-4-86143-079-4
[定価]本体1,500円+税
[ページ数]134ページ(←これ間違ってます。本当は143ページ)
[出版社]デジタルパブリッシングサービス
[その他の情報]B5ソフトカバー
※購入はこちらからどうぞ。
1 件のコメント:
奥山です!
今日の授業楽しかったです!
また4645です><
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